福祉
障害者施設・生活施設・社会福祉基礎構造改革・グループホーム・障害当事者の結婚・子育て・高齢障害者
『雨あがりの空に』
障害の重い人々のくらしを耕す日々
小野隆二・青い鳥福祉会職員集団/文 太田 衛/写真
定価1,870円（本体1,700円＋税） A5判並製168頁
施設は隔離の場ではない！ 一人ひとりに寄り添い暮らしを築く営みの日々。
埼玉県東松山市にある民間の障害者施設、あかつき園。
さまざまな重い障害をもつ人々のくらしを切り拓く営みは、常に職員自身が自らの生き様を問い返されることでもあった。父母と関係者のねばり強い取り組みの結果、街の片隅で始まった営みは、今日、地域の福祉を代表する顔になった。
そんな歩みと日々の取り組みを通して、障害者施設の課題と福祉のありようとを問いかける。
目次
| １章 | 20年 |
| ２章 | 自然に向きあい |
| ３章 | ともにくらす |
| ４章 | ねがい育む |
| 補章 | 内面に働きかける実践・実践記録 |
著者紹介
小野隆二（おの りゅうじ）
1936年、長野県に生まれる。1973年、精神薄弱児通園施設青い鳥学園園長就任。1978年、授産施設あかつき園園長就任。一貫して、地域に開かれた施設づくりを実践する。2001年逝去。著書に『土を耕す』（群青社）、『施設にくらしをきずく』（全障研出版部）がある。