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図書出版 群青社

特別支援教育 『シリーズ 子ども理解と特別支援教育③』

特別支援教育

教育基本法・子どもの権利条約・七生養護学校事件・性教育攻撃・子ども理解・自己の育ち・自己理解・支援・特殊教育・特別ニーズ教育・新自由主義教育改革・個に応じた教育・自立への教育・個別指導計画・生活主義教育・原教科教育・職業教育・病弱教育・訪問教育・寄宿舎教育・青年学級・自閉症・パニック・パターン・遊び

『シリーズ 子ども理解と特別支援教育③』
             子どもが育つ特別支援学級・通級の授業づくり
                  子どもの思いと教師の願いを紡いで

山下洋児・杉山敏夫・桜井佳子/編著
定価2,640円(本体2,400円+税)  A5判並製280頁

「意図」「狙い」「展開」を明示した特別支援学級の授業と子どもの変化
「子どもが惹きつけられずにはおられない教具、思わず入りこんでしまう絵本、「あんなふうに子どもに話せたらいいなあ」と思う教師の佇まい……そして、何よりそれらの授業の根っ子に、「こんな教材や絵本と出会わせたい」という、授業をする教師の子どもへの思い、教材への思いがあります。」(「プロローグ」より)

目次
第1章 豊かに育つ国語・算数
  • 子どもたちに伝えたい思いを絵本にのせて
  • 物語を読み合い、新しい友達・自分に出会う
  • わくわくどきどきの楽しい算数
第2章 子どもの世界を広げる「総合学習」
  • 身近なことから世界へ目を開く
  • 自・他の大切さを学び合い、事故を育む
  • 合唱曲「群青」を通して学び、被災地(福島)に思いを馳せる中学生たち
第3章 子どもの内なるつらさと向き合って
  • 生活や生育に困難を抱えた子どもたちとの授業
  • 学級一の暴れん坊と向き合って
  • 「安心」と「学び」を中心に据え、子どもの育ちを支えるーー小学校の通級指導学級(東京)での実践
著者紹介

山下洋児(やました ようじ)

1957年生まれ。東京都公立中学校通常学級、障害児学級(特別支援学級)に39年間勤務。主な著書に『「特殊教育」論の新転回と対抗的実践の課題』(共著、群青社)、『障害児の教育権保障と教育実践の課題』(共著、群青社)などがある。

杉山敏夫(すぎやま としお)

1949年生まれ。東京都心身障害学級(知的固定制)、東京都知的障害養護学校中学部、東京都心身障害学級(肢体不自由固定制)、東京都公立小学校、東京都心身障害学級(知的固定制)を経て、2010年3月定年退職。主な著書に『障害児のわかる力と授業づくり』(共著、森博俊編、ひとなる書房)、『障害児のための算数・数学授業づくり』(共著、有働浩子・松井幹夫編、東京都障害児のための算数・数学研究会)、『実践・障害児教育④ 算数の授業をつくる』(群青社)、『「特別ニーズ教育」「特別支援教育」と障害児教育』(共著、森博俊編、群青社)、『「特別支援教育」で学校はどうなるか』(共著、越野和之・青木道忠編、クリエイツかもがわ)などがある。

桜井佳子(さくらい よしこ)

1964年生まれ。肢体不自由障害、知的障害の特別支援学級を34年間担任し、現在も勤務中。